2011年3月29日火曜日

展覧会2、ありがとうございました。


大変な時期に、私の展覧会にわざわざ足を運んでいただいた皆様にこころより感謝申し上げます。

最終日、ようやく銀座界隈を往来する人の数も少しは戻ってきました。

「こんな時期になぜ展覧会なのか」という疑問もありました。画廊のオーナーの梶山洵子さんは「こんな時期だからこそ普段通りにすることが大切」とおっしゃっていました。
被災地ではテレビでは伝えきれない多くの困難や悲しみでいっぱいかもしれません。それに対して、私は何かしたくても何もできません。ただ見守るだけです。
それでも私が今しなければならないことは、今回のことですべての活動を萎縮し、止めることではなく、普段の日常を淡々と送ることです。このような状況で普段通りに過ごすことがいかに大変でいかに大切かを考えさせられました。
私の普段通りとは「美術」をすることです。展覧会もその一つです。だからこそ今回展覧会をしました。
来場者数は少ないかもしれません。(こんな中90名の方に来ていただきました)作品の評価を得られることが出来ないかもしれません。しかし普段通りに展覧会を開きました。

いつもの展覧会で得られない何かを得たような気がします。

今はまだいろいろなことが整理できていません。今回のことは今後ずっと考えていきたいと思います。

観に来ていただいた方々、梶山さん、伊原さんに感謝します。

ありがとうございました。

2011年3月20日日曜日

展覧会1



この度の東日本大震災で犠牲になられた方々の御冥福をこころよりお祈りするとともに、被災地の一日も早い復興を望みます。
11日は、今回の作品の追い込みでした。展覧会ができるかどうかということより、自然のすごさと何もできない自分に混乱してしまいました。なかなか制作に集中できませんでしたが、とにかく作品だけは仕上げなくてはと思い、無心で仕上げました。

観に来ていただける方は限られているかもしれません。銀座の人通りも疎らです。
初日を迎え、思ったことは、今だからこそ粛々と自分の行動を続けることが大切だということ。こんなときだからこそ美術の力を信じて、前に進むことが大切だと思いました。

なかなか自分の想いは、伝えられません。自分の中で整理しなくては行けないことも多いと思います。あと3日間ですが、お時間があれば観に来てください。

2011年3月8日火曜日

3月21日より展覧会









ほんとに久しぶりのアップです。
3月21日(月)より、東京のギャラリー現で個展です。
制作はいよいよ大詰めです。3月というのにこの寒さ。今朝もうっすら雪景色でした。作業場の気温も4℃。天候との戦いです。

さて、今回のテーマは、「ロケット」です。

お忙しいとは思いますが、是非、みに来てください。

搬入後、展覧会の様子をお伝えします。