2011年5月15日日曜日

今週の展覧会

ようやく天気も安定してきたように思います。

今週、京都のギャラリーすずきで、藤原和子さんの展覧会が開催されます。
シンプルな抽象絵画ですが、大らかで軽やかな表現が魅力的です。
是非、観に行きたいと思っています。

 藤原和子 展
 2011.05.17(火)~05.22(日)12:00~19:00(最終日17:00)
 ギャラリーすずき 京都 蹴上 http://keage-g-suzuki.com/

2011年5月4日水曜日

半分休日

昨日は、勤め先の高校の美術部の生徒を引率して、午前中より動物園でスケッチをしました。休日の動物園とあって親子連れで大にぎわい。久しぶりの京都市動物園でした。
私自身スケッチするという訳でもなく、ひたすら動物観察。よく観ると自然の偉大さに感心です。特に「カモ」のフォルムはなんて合理的で無駄のないかたちなんだろうと感心するばかりで、すっかり見入ってしまいました。なるほどと最新の新幹線の形に納得しました。

それに比べ、人間てなんて中途半端で出来損ないだと思います。だからいろいろと考えていろいろなものをつくり出してきたのかなとか勝手に結論を出してしまいました。

昼過ぎにスッケチを終え、数人の生徒を連れて京都芸術センターへ、「MEET THE ANIMALS!」三沢厚彦さんの作品を鑑賞しました。動物園の締めにはもってこいの展覧会でした。作者の動物に対する思いが伝わり、作品が観てる者に近づいてきます。木の香りがほんのり漂いすてきな空間がつくられていました。

半分仕事でもあり、半分休息のいい一日でした。

2011年5月1日日曜日

制作開始


年度始めで何かと学校の仕事が忙しく、個展の後ということもあって制作をしばらく休んでいましたが、ようやく心身共に制作できる状況になりました。
特に展覧会があるという訳ではないのですが、新しくつくろうと思います。

制作のことではありませんが、長年使っていたデジタル一眼レフNikonD70SをD3100に買い替えました。フィルム時代なら一眼を買えば、一生ものだったのですが、日進月歩で新しくなっていきます。ついついスペックに踊らされてしまいます。
どの機種にしようか大変迷いましたが、基本的に作品写真と仕事で印刷物用の写真を撮影するのがメインなので基本的なものがあればいいかと思いD3100にしました。
不思議なことにボディーのみの価格よりレンズ付きの方が安い。
写りはやはり最近の機種ということで大変満足していますが、D70Sのどっしりとした質感も欲しいような気がしました。もちろん持ち運びには軽い方がいいのですが・・・。

工業製品の重厚感が本当になくなってしまったように思います。軽やかで外見のデザインに凝ったものはいろいろとあるのですが、とにかく3、4年で買い替えなければならないようなものばかりになってしまいました。一生ものというのは死語かもしれません。ものづくりの方向性が違うように思います。
長年使っている鉋を見ていろいろと考えさせられます。デザインを否定するのではありません。軽やかに消費されるものと重厚に使い続けるものと2つのものがあってもいいと思います。
今回の災害を切っ掛けにこんなことも考えてみるのもいいかもしれません。